内視鏡内科とは
内視鏡内科は胃カメラ、大腸カメラで消化管を検査し、診断と治療を行います。
当院では内視鏡診断、内視鏡手術を第一線で多数行ってきた内視鏡専門医が精密で質の高い検査、診療を提供します。
鎮静薬を使用して眠っているうちに検査を受けることもできます(鎮静薬の効果には個人差があります)。
胃カメラ検査は、鼻から挿入する経鼻カメラも選択できます。
大腸カメラ検査はできる限り痛みの少ない挿入法で患者様の苦痛を減らすことを心がけています。もちろん鎮静薬の使用も可能です。検査中に発見したポリープはその場で切除することも可能です。
当院では富士フィルム社より2024年6月に発売された次世代型の内視鏡装置(ELUXEO 8000)を導入しています。
よく見られる内視鏡内科の症状
内視鏡内科を受診する症状
・ピロリ菌感染症
・大腸ポリープ
・食道がん
・胃がん
・大腸がん
ピロリ菌感染症
ヘリコバクター・ピロリ菌は胃に住みつく細菌で、強力な胃酸環境下でも生息できます。
成人になって感染することは稀で、幼児期までに口から入りその後持続感染します。上下水道が整備されていない時代に幼児期を過ごした世代では感染割合が多いのですが、環境の整った近年では、若年者の感染者はかなり減少しています。
ピロリ菌に感染すると胃粘膜に炎症がおき、胃潰瘍、十二指腸潰瘍を起こすこともあります。長期にわたって炎症を起こした状態が続くと胃の粘膜が薄くなります。
そのような状態を萎縮性胃炎といいます。
萎縮性胃炎は胃がん発生の最大の原因となります。
胃カメラで萎縮性胃炎と診断した場合にはピロリ菌感染を確認する検査を行います。
検査は血液検査、便検査、息を吹きかける呼気検査などで行います。
検査が陽性であった場合には飲み薬による除菌治療を行います。ピロリ菌を除菌することで胃十二指腸潰瘍や、胃がん発生のリスクを減らせることが証明されています。
大腸ポリープ
大腸ポリープには将来大腸がんになる可能性のあるポリープと、大腸がんにはならないポリープがあります。
大腸カメラでポリープを精密に観察することで、そのどちらであるかを高い精度で診断することが可能です。
さらにそのようなポリープを切除することで大腸がんを予防することができます。
当院ではポリープの表面を拡大観察し悪性度を評価することができるスコープを使用しています。
内視鏡診断・治療経験の豊富な内視鏡専門医が適切に診断し、日帰り切除が可能なポリープはその場での治療も可能です。
食道がん
食道がんが発生する主な要因は、飲酒と喫煙です。
飲酒で顔が赤くなる方(フラッシャー)は特にリスクが高いことがわかっています。
胃カメラでは食道も観察します。
最近のカメラでは特殊な光を当てることでがんをより早期の段階で見つけることができます。ごく早期の食道がんは内視鏡治療で根治が望めます。
胃がん
胃がんの発生要因はほとんどがピロリ菌の感染をきっかけとした慢性胃炎(萎縮性胃炎)ですが、ピロリ菌に感染したことのない胃にも胃がんができることがあります。
胃がん検診とピロリ除菌治療が保険適応となったこと、胃カメラが普及し胃がんが早期で発見される様になった結果、昨今は胃がんの死亡率は減少傾向にあります。
早期に発見された胃がんは内視鏡治療で根治が可能だからです。
定期的に胃カメラ検査を受けることで胃がんによる死亡を防ぐことができます。
大腸がん
大腸がんは罹患率、死亡率ともに増加傾向で死亡数はこの20年で1.5倍に増えています。
大腸がんの発生は、大腸にできた腺腫や鋸歯状病変(SSL)と呼ばれるポリープが育ってできる場合、正常の大腸粘膜に直接がんが発生する場合とがあります。
前者に関しては、腺腫や鋸歯状病変の段階で切除することで大腸がんの発生を予防することができます。
また大腸がんは早期に発見できれば内視鏡治療で根治することができます。
内科で行える検査
当院では必要に応じて下記検査を実施しています。
当院で可能な検査
・採血(血液検査)
・12誘導心電図
・ホルター心電図(24時間装着型)
・単純X線検査(レントゲン)
・超音波検査(心臓、胸腹部など)
・呼吸機能検査
・内視鏡検査(胃カメラ、大腸カメラ)
健康診断は特定健診も含めて相談可能です。お問い合わせください。
予防接種、ワクチン接種はこちらの案内をご参照ください。
最後に
アンカークリニック船堀南は江戸川区の、東京都区東部の最後の砦として、そして地域のかかりつけ医としてお役に立つことができればと考えています。
必要な人に必要な医療が届くようスタッフ一同取り組んでまいります。ちょっとしたことでも身体のお悩みや違和感を、お気軽にご相談ください。