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最終更新日 2024.8.1

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江戸川区船堀の頭痛外来|片頭痛緊張型頭痛危険な頭痛の見分け方


江戸川区船堀エリアで「頭痛外来に行くべき?」「この痛みは危険?」と不安になって検索している方へ。

頭痛はよくある症状の一方で、早急な受診が必要な頭痛が紛れていることもあります。
特に、突然の激しい頭痛、手足のしびれろれつの回りにくさ、意識がぼんやりするなどを伴う場合は、自己判断で様子を見るのは避けたほうが安全です。

この記事では、頭痛の代表的な種類(片頭痛緊張型頭痛など)を整理しつつ、すぐ受診すべきサイン(レッドフラッグ)、頭痛外来で何をするのか(問診診察必要に応じた検査)、受診前に準備しておくと役立つ情報まで、判断に必要なポイントをわかりやすくまとめます。
読み終わるころには、「今は様子見でよいのか」「受診するなら何科が適切か」「受診時に何を伝えればよいか」が最短で判断できるはずです。



頭痛は「様子見てから受診してよいもの」と「急いで受診すべきもの」がある

頭痛の多くは、片頭痛や緊張型頭痛などの「よくある頭痛(一次性頭痛)」ですが、中には脳や体の病気が原因で起こる頭痛(二次性頭痛)が含まれます。問題は、見た目だけでは判断が難しいことがある点です。

だからこそ、最初に押さえるべきなのは「頭痛の種類を当てる」よりも、危険なサインがないかを先に確認することです。

ここでは、江戸川区船堀で頭痛外来を探している方が、まず迷いを減らせるように「結論→チェック→行動」の順で整理します。

※本記事は一般的な目安の解説であり、診断を行うものではありません。強い不安がある場合は早めに医療機関へ相談してください。



頭痛について、解決できることは?(受診の目安/何科/検査/治療)

頭痛で検索する方の多くが困っているのは、次の4つです。

● 今すぐ受診した方がいいのか、それともしばらく様子を見てからの受診でよいのか
● 受診するなら 頭痛外来脳神経外科神経内科 など、どこに行くべきか
● 病院では 何をするのか(CT/MRIは必要?)
● 治し方再発予防はどう考えればいいのか(市販薬の使い方も含む)

この記事では、これらを「判断の順番」に合わせて解説します。最初に危険サインを確認し、そのうえで頭痛のタイプ、受診先、検査、治療へ進む流れです。



これだけは先に確認「危険な頭痛チェック(レッドフラッグ)」

次の項目に当てはまる場合は、自己判断で様子見せず、早めの受診(状況によっては救急)を検討してください。

特に「突然」「初めて」「いつもと違う」は重要なキーワードです。


すぐ受診救急を考えるサイン

● 突然、激しい頭痛が起きた(急にピークに達する/“雷が落ちたような”痛み)
● 人生で一番痛いレベルの頭痛
● 頭痛と一緒に 手足のしびれ麻痺、ろれつが回らない、言葉が出ない、片方が見えにくい などがある
● 意識がぼんやりする/反応がおかしい/けいれんがある
● 発熱や、首を曲げにくいほどの 首の硬さ がある
● 頭をぶつけた後から頭痛が続く、だんだん悪化している
● 妊娠中産後に、いつもと違う強い頭痛が出た
● 初めての強い頭痛、または いつもと違う痛み方(頻度強さ場所が明らかに変わった)
● 50歳以降に初めて出てきた頭痛(初発)

上のようなサインがある場合は、まず 危険な原因がないかを除外することが優先になります。
受診先としては、状況により救急、または画像検査につながりやすい脳神経外科などの医療機関が候補になります。



「しばらく様子を見てからの受診でもよい可能性が高い頭痛」の目安

一方で、次のような場合は緊急性が低いこともあります(ただし、長引く悪化する場合は受診を検討してください)。

● 以前から繰り返している“いつもの頭痛”で、今回も同じパターン
● 痛みはつらいが、突然ピークになったわけではない
● 麻痺ろれつ意識障害などの 神経症状を伴わない
● 休息や環境調整(静かな部屋で休む等)で、ある程度落ち着くことが多い

とはいえ、慢性的に繰り返す頭痛は日常生活への支障度が高いため、「放置しておいて良い頭痛」ではありません。
頻度が増える/市販薬が増える/仕事や家事が回らないといった状態は、頭痛外来で治療することで改善が期待できます。
特に片頭痛は健康への障害度が極めて高い疾患(全年齢の2位、50歳未満の女性では1位)であるため、痛い時の急性期治療だけでなく、予防治療もしっかりと行うことが生活の質の改善へとつながります。



頭痛外来とは?何をするところ?

頭痛外来は、頭痛を「その場しのぎ」で終わらせず、原因の見立てと治療方針を整理して、頭痛の再発や悪化を防ぐために受診する場です。

頭痛は症状の出方が人によって違い、同じように見える痛みでも背景が異なることがあります。

だからこそ、頭痛外来では「いつどんなふうにどれくらいの頻度で何がきっかけで起きるか」を丁寧に確認し、必要に応じて検査につなげていきます。



頭痛外来で行うこと(問診、診察、必要なら検査、治療方針)

● 問診

痛みの始まり方(突然か、徐々にか)、部位、痛みの性質(ズキズキ、締め付け、刺すような痛みなど)、持続時間、頻度、誘因(睡眠不足、ストレス、月経、気圧、飲酒など)、吐き気や光音のつらさ、しびれや見えにくさといった随伴症状、服用した薬と効き方を確認します。


● 診察

神経学的な異常がないか、血圧などの全身状態も含めて確認します。ここで「危険な頭痛を疑う所見があるか」を判断します。


● 必要に応じた検査


急いで除外すべき原因が疑われる場合や、頭痛のパターンが非典型な場合は、画像検査などを検討します。検査は「念のため」ではなく、症状や経過から必要性を判断して行われます。


● 治療方針の提案


発作時の対応(痛いときの治療)に加えて、頻度が多い場合は予防治療や生活面の調整を含めて提案されることがあります。市販薬の使い方や、薬の回数が増えている場合の注意点も重要なテーマです。



頭痛でお悩みの方、頭痛でご心配の方は、ぜひ当院脳神経外科をご受診ください。

● 頭痛が月に何度も起き、仕事や家事、学業に支障が出ている
● 痛みが怖くて予定を入れにくい、外出を控えるようになった
● 市販の鎮痛薬を使う回数が増えてきた
● 片頭痛のような症状(吐き気、光や音がつらい、動くと悪化)がある
● 以前と比べて頻度や強さ、痛み方が変わってきた
● 危険な頭痛の可能性を一度きちんと確認したい

「命に関わるかどうか」だけでなく、「日常生活の質を落としているか」も、受診を考える大事な基準です。痛みのたびに耐えるより、治療の組み立てを整えることで負担が軽くなることがあります。



脳神経外科、神経内科、頭痛外来の違いと選び方

脳神経外科・神経内科ともに、頭痛やしびれ、めまいなどの症状に対して脳神経疾患の側面から評価・治療を進めていきます。
その中でも、頭痛外来を行っている施設は特に頭痛診療に力を入れていると言えます。当院脳神経外科でも危険な頭痛を鑑別しながら、生活支障度の高い片頭痛などの一次性頭痛に対する急性期治療・予防治療を積極的に行っています。

● 危険な頭痛の原因がないかどうか心配
この場合は、脳や血管の病気が隠れていないかを確認する視点が重要です。突然の激しい頭痛、いつもと違う頭痛、神経症状を伴う頭痛などは、早めに医療機関へ相談する判断が安全です。

● 繰り返す頭痛の治療を最適化したい
片頭痛や緊張型頭痛など、慢性的に繰り返す頭痛は、発作時の対応だけでなく予防の考え方が効果を左右します。頭痛外来では、頭痛の型を整理し、薬の使い方や生活調整も含めて継続的に設計していくことが多いです。
判断に迷う場合は、「危険なサインが少しでもあるか」を先に確認し、少しでも当てはまるなら早めに医療機関へ相談するのが無難です。

頭痛の種類|よくある頭痛(一次性)と危険な頭痛(二次性)

頭痛は大きく分けて、頭痛そのものが病気の中心となる「一次性頭痛」と、別の病気が原因で起こる「二次性頭痛」があります。

頭痛外来で最初に大切なのは、痛みのタイプを当てること以上に、二次性頭痛の可能性がないかを見落とさないことです。そのうえで、一次性頭痛の中でもどれに近いかを整理し、治療方針を組み立てます。

一次性頭痛(片頭痛、緊張型、群発、薬剤使用過多)の特徴

一次性頭痛は命に直結しないことが多い一方で、生活の質を大きく下げやすく、放置すると頻度が増えたり、薬が増えて悪化したりすることがあります。代表的なタイプは次のとおりです。


片頭痛

ズキズキする拍動性の痛みが多く、吐き気を伴ったり、光や音がつらくなったりします。動くと悪化しやすく、発作が起きると日常生活が止まりやすいのが特徴です。

緊張型頭痛

頭全体が締め付けられるような痛みが多く、肩や首のこりを伴いやすい傾向があります。片頭痛ほどの吐き気は目立たないことが多く、夕方にかけてつらくなるなど一定のパターンが見られる場合があります。

群発頭痛

片側の目の奥がえぐられるように痛み、涙や鼻水を伴うことがあります。一定期間に集中して起こり、短時間でも非常に強い痛みになることがあるため、早めに医療機関で相談する価値が高いタイプです。

薬剤使用過多による頭痛

鎮痛薬を使う回数が増えるほど頭痛が増えてしまうタイプです。痛みを抑えたい気持ちから薬が増え、結果として頭痛が慢性化する悪循環に入りやすいため、薬の回数や使い方の見直しが重要になります。
一次性頭痛の整理や、頭痛日記の考え方は日本頭痛学会の一般向け情報も参考になります。
日本頭痛学会「頭痛とは」
https://www.jhsnet.net/ippan_zutu_kaisetu_01.html#01a


二次性頭痛(くも膜下出血、髄膜炎など)除外が重要な理由

二次性頭痛は、脳や血管、感染症などが原因で起こる頭痛です。頻度としては多くないものの、見逃すと重い結果につながる可能性があるため、危険なサインがある場合は早めに受診して原因を確認することが大切です。

代表例としては、くも膜下出血、脳出血や脳梗塞、髄膜炎などの感染症、頭部外傷後の頭痛などが挙げられます。ここで重要なのは「自分はたぶん片頭痛だと思う」よりも、「いつもと違う」「急に強い」「神経症状がある」といった情報で判断することです。



「いつもと違う」を言語化するポイント(受診で役立つ整理)

頭痛は感覚的になりやすい症状なので、受診時に伝える情報を少し整理しておくと診療がスムーズになります。特に次の項目は、一次性と二次性を見分けるうえで重要になりやすいポイントです。

● 始まり方
突然始まったのか、徐々に強くなったのか

● ピークまでの速さ
短時間で一気に強くなったのか、時間をかけて増していったのか

● 痛む場所と広がり方
片側か両側か、後頭部かこめかみか、移動するか固定か

● 痛みの質
ズキズキ、締め付け、刺すような痛みなど

● 持続時間と頻度
何時間続くか、月に何回あるか、最近増えているか

● 随伴症状
吐き気、光や音がつらい、涙や鼻水、しびれ、ろれつの異常、見えにくさなど

● 薬と効き方
何をどれくらい飲んだか、効いたか、効きが悪くなっていないか

次の段落では、受診の判断に直結する「危険な頭痛チェック」をもう少し具体的に整理し、どんな症状なら急いだ方がよいかをわかりやすく解説します。



「頭痛」で最も重要なこと、すぐ受診救急のサイン(レッドフラッグ)

頭痛で一番大切なのは、「片頭痛かどうか」を当てることより先に、命に関わる原因が隠れていないかを見落とさないことです。次のようなサインがある場合は、自己判断で様子を見ず、救急外来の受診や救急要請を検討してください。突然の激しい頭痛や、言葉が出にくい、しびれなどを伴う頭痛は、すぐに対応が必要なことがあります。



突然の激痛(雷鳴頭痛)や「人生で一番痛い」頭痛

次に当てはまる場合は、緊急性が高い可能性があります。

● 頭痛が突然始まり、短時間でピークに達した
● 経験したことのない激しい痛みが急に起きた
● 「人生最悪の頭痛」と感じるレベルの痛み

特に、くも膜下出血では「突然の激しい頭痛」などが重要なサインになるため、放置せず専門的な医療機関の受診が勧められています。

しびれ、麻痺、ろれつ、視野異常などを伴う

頭痛に加えて次の症状がある場合は、脳卒中などが疑われるため、早めの救急対応が重要です。

● 片方の手足や顔半分の麻痺、しびれ
● ろれつが回らない、言葉が出ない、理解しづらい
● 立てない、歩けない、ふらつく
● 片目が見えない、物が二重に見える、視野が欠ける
● ぼんやりする、意識がはっきりしない

脳卒中はこれらの症状が突然起こり得るため、疑われるときは救急車要請が推奨されています。



高熱、首の硬さ、強い吐き気などがある

頭痛に加えて、高熱や首の後ろが硬くて前に曲げにくい、意識の変化などがある場合は髄膜炎などの可能性があり、早急な受診が必要です。

その他、見逃したくないパターン
次のような場合も「危険な頭痛」の可能性を考えて、早めの相談が安全です。

● 頭をぶつけた後に起きた頭痛、または悪化していく頭痛
● 咳、くしゃみ、前かがみなどで明らかに悪化する頭痛
● いつもの頭痛と比べて、頻度、強さ、痛む場所などのパターンが変わった
● 子どもで、夜に起きる、朝に強い、だんだん悪化するなどの頭痛

「突然の激痛」「頭部外傷後」「意識がぼんやり」などは、緊急対応が必要な状況として注意喚起されています。



迷ったときの行動の目安

強い不安がある、上の項目に当てはまる、いつもと違うと感じる場合は、無理に我慢せず医療機関へ相談してください。緊急性が高い可能性があるときは、車の運転は避け、同伴者に頼むか救急要請を検討するのが安全です。

次の段落では、緊急性が高いサインがない場合に「症状から目安を立てる」ために、片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛、薬剤使用過多などの典型パターンを整理していきます。



頭痛の症状で見分ける|よくある頭痛セルフチェック

ここでは、緊急性の高いサインが目立たない場合に、症状の傾向から「どのタイプに近そうか」を整理します。自己診断のためではなく、頭痛外来を受診するときに説明しやすくするための目安です。初めての強い頭痛や、いつもと違う頭痛、しびれやろれつの異常などがある場合は、このチェックより先に医療機関へ相談してください。



片頭痛っぽい:ズキズキ、吐き気、光や音がつらい、動くと悪化

片頭痛は、日常生活が止まってしまうタイプの頭痛としてよく知られています。次のような特徴が重なりやすい傾向があります。

● ズキズキする拍動性の痛みになりやすい
● 片側に出ることが多いが、両側のこともある
● 吐き気がある、または吐いてしまう
● 光や音がつらい
● 階段の上り下りなど普段の動きで悪化し、横になりたくなる

片頭痛は、発作が起きたときの対処だけでなく、頻度が多い場合は予防の考え方が重要になります。症状の典型像は、国際頭痛分類(ICHD-3)や医療情報サイトでも整理されています。



緊張型頭痛っぽい:締め付け、両側、肩首こり、夕方に増えやすい

緊張型頭痛は、頭が重い、締め付けられるような痛みとして感じられることが多いタイプです。

● 頭全体、または両側が締め付けられるように痛む
● 肩や首のこりを伴いやすい
● 吐き気は目立ちにくい
● 普段の動きで痛みが強くなりにくい

姿勢や疲労、ストレスが絡んでいることも多く、生活の中で悪化要因が見つかると改善につながる場合があります。緊張型頭痛の典型像は国際頭痛分類(ICHD-3)でも説明されています。



群発頭痛っぽい:片側の目の奥が激痛、涙や鼻水、一定期間に集中

群発頭痛は頻度こそ多くありませんが、痛みが非常に強く、特徴的な出方をするため、疑わしい場合は早めに相談したい頭痛です。

● 片側の目の奥、こめかみあたりが非常に強く痛む
● 涙が出る、目が充血する、鼻水や鼻づまりが同じ側に出ることがある
● 一定の期間に集中して繰り返し、短時間でも激烈な痛みになることがある

群発頭痛の特徴として、片側の眼窩部や側頭部の強い痛みが一定の持続時間で繰り返す点などが国際頭痛分類(ICHD-3)に整理されています。



薬剤使用過多っぽい:鎮痛薬が増えてきた、ほぼ毎日痛い、効きが悪い

頭痛がつらいほど薬に頼りたくなりますが、鎮痛薬などの使用が増えると、かえって頭痛が増える悪循環に入ることがあります。

● 頭痛の日が増え、月の多くの日で痛む
● 痛み止めを飲む回数が増えている
● 以前より効きが悪い、切れるとまた痛む
● 頭痛の性質が混ざってきたように感じる

国際頭痛分類(ICHD-3)では、もともと頭痛がある方に、月15日以上の頭痛があり、急性期の頭痛薬などを一定以上の頻度で3か月を超えて使う状況などが診断要素として整理されています(薬の種類により目安日数が異なります)。


このセルフチェックでどれかに近そうだとしても、治療の最適解は人によって変わります。次の段落では、緊急性が高くない場合でも判断に迷いやすい方のために、受診の目安を症状別に整理していきます。

頭痛は何科に行く?頭痛外来脳神経外科神経内科の違いと選び方

頭痛で受診先に迷うのは自然なことです。理由はシンプルで、頭痛は「よくある頭痛」も「危険な頭痛」も同じように“頭が痛い”として始まるからです。受診先選びで大切なのは、診断名を当てることではなく、今の状況で優先すべき目的が「危険な原因の除外」なのか、「繰り返す頭痛の治療最適化」なのかを切り分けることです。



脳神経外科が向く:危険な頭痛の除外も、慢性頭痛の治療も相談したい

脳神経外科は、頭痛の背景に脳や血管の病気が隠れていないかを評価しつつ、片頭痛などの慢性頭痛についても治療方針を組み立てていける診療科です。特に当院の脳神経外科では、頭痛の症状や経過を丁寧に確認し、必要に応じてMRIやCTなどの検査も組み合わせて原因を見極め、治療を提案する旨が案内されています。
そのため、「危険な頭痛かもしれない不安がある方」だけでなく、「繰り返す頭痛で生活に支障がある方」も相談先として検討できます。

次のような状況では、まず早めに医療機関へ相談することが重要です。

● 突然始まった激しい頭痛、今までにない強さ
● しびれ、麻痺、ろれつの回りにくさ、視野の異常、意識がぼんやりするなどを伴う
● 頭をぶつけた後から悪化している
● 初めての強い頭痛、いつもと違うパターン
● 発熱や首の硬さがあるなど、普段の頭痛と明らかに様子が違う


一方で、緊急性の高いサインが目立たない場合でも、次のような悩みがある方は「慢性頭痛の治療を整える」目的で受診する価値があります。

● 頭痛が繰り返して、寝込む、欠勤や欠席が増える
● 頭痛が怖くて予定が立てにくい
● 市販薬でしのぐ回数が増えてきた、効きが悪くなった気がする
● 頭痛の頻度やパターンが変わってきた

このように、脳神経外科は「危険な頭痛の除外」と「慢性頭痛の治療」の両面で相談しやすい受診先のひとつです。



頭痛の受診先の選び方フローチャート:迷ったときの判断順

江戸川区船堀で受診先を探している場合も、判断の順番は同じです。次の順に考えると迷いにくくなります。

● 危険なサインがあるか
突然の激痛、神経症状、意識の変化、発熱と首の硬さ、頭部外傷後などがある場合は、救急受診を含めて早めに医療機関へ相談します。

● 危険なサインは目立たないが、生活に支障があるか
繰り返す、寝込む、仕事や家事に影響、薬が増えている場合は、頭痛外来や神経内科で治療の最適化を検討します。

● 判断がつかない、いつもと違う気がする
はっきり言えない違和感があるときほど、様子見で長引かせないほうが安心です。「いつもと違う点」をメモして受診時に伝えるとスムーズです。

次の段落では、頭痛外来で実際に行う検査として気になることが多い「CTとMRIで何がわかるのか」「どんなときに検査を考えるのか」を、受診前の不安が減るように整理します。

頭痛について当院で行う検査|CTとMRIは何のため?不安を減らす解説

頭痛で受診すると「CTやMRIを撮るのかな」と不安になる方が多いですが、画像検査の目的はシンプルです。

頭痛の原因を何でも見つけるためではなく、まずは治療が急がれる病気が隠れていないかを確認し、必要なときに必要な検査を選ぶために行います。

多くの一次性頭痛は、問診と診察で方向性がつき、画像検査が必須にならないケースもあります。



問診で確認すること

頭痛の検査は、いきなり機械で調べるより、まず情報整理から始まります。医療機関では主に次の点を確認します。

● 始まり方(突然か、徐々にか)
● ピークまでの速さ(短時間で一気に強くなったか)
● 痛む場所、痛みの質、持続時間、頻度
● 吐き気、光や音のつらさ、涙や鼻水などの随伴症状
● しびれ、麻痺、ろれつ、視野異常、意識の変化の有無
● 発熱、頭部外傷、妊娠中や産後、がん治療中や免疫低下などの背景
● 服用中の薬、痛み止めの回数と効き方

この段階で「危険なサイン(レッドフラッグ)」が疑われると、画像検査を含めた評価が優先されます。



画像検査(CTとMRI)でわかること、わからないこと

結論から言うと、CTとMRIは「どちらが上」ではなく、状況で使い分けます。

● CTで得意なこと
検査が短時間ででき、救急の現場で使いやすい
急性の出血など、緊急性が高い原因の評価に用いられることがある

● MRIで得意なこと
脳の構造をより詳しく見られ、放射線被ばくがない
状況により、CTより適した評価になることがある

一方で、画像検査をしても「なぜ片頭痛が起きるか」など一次性頭痛の原因が直接写るわけではないことも多く、典型的な一次性頭痛では画像検査が必ずしも有益でないとされます。

また、MRIは偶然見つかった所見が「頭痛とは無関係」なこともあり、不安が増えるケースもあります。この点も含めて、必要性を見極めて検査を選ぶのが基本です。



必要に応じて追加される検査(血液検査、血圧、眼科評価など)

頭痛の背景によっては、画像以外の確認が有効な場合があります。

● 血圧測定(高血圧が強い頭痛に関与することがある)
● 血液検査(炎症や感染が疑われる場合など)
● 眼科的な評価(視力低下や目の痛みを伴う場合など)
● 症状に応じて血管の評価を追加することがある(必要性は症状次第)



当院での「頭痛」治療

頭痛の治療は、痛みをその場で抑えるだけでなく、「危険な原因が隠れていないかを見落とさないこと」と「繰り返す頭痛を減らして生活を守ること」の両方が重要です。当院では、症状や経過を丁寧に伺い、必要な評価を行ったうえで、頭痛のタイプや生活への影響に合わせて治療方針を組み立てます。

突然の激しい頭痛や、しびれ・ろれつの異常など危険なサインがある場合は、自己判断で様子見せず、早めに医療機関へ相談してください。



危険な頭痛の可能性を見落とさないことを心がけています

頭痛には、片頭痛や緊張型頭痛などの「よくある頭痛」もあれば、別の病気が原因となる「危険な頭痛」もあります。

そのため当院では、最初に問診と診察で「いつもと違う点」や神経症状の有無を確認し、必要と判断した場合は追加の検査や、適切な医療機関との連携も含めて評価を進めます。

確認する主なポイントは、始まり方(突然か徐々にか)、ピークまでの速さ、痛む場所と性質、持続時間と頻度、吐き気や光・音のつらさ、しびれ・麻痺・視野異常などの随伴症状、服薬状況(痛み止めの回数と効き方)です。一次性・二次性の整理は日本頭痛学会の一般向け解説も参考になります。



痛いときの治療:発作時の対処を「効く形」に整える

頭痛のタイプによって、痛いときに優先すべき対処は変わります。当院では、症状の出方(吐き気の有無、動くと悪化するか、光や音がつらいか等)と、これまでの薬の効き方を踏まえて、発作時に使う治療を整理します。

受診前にできることとしては、静かで暗い場所で休む、刺激(光・音・強いにおい)を避ける、水分を少量ずつとるなどが基本です。冷やすと楽になる人もいれば合わない人もいるため、無理はせず「楽になる方法」を見つけるのがポイントです。"



繰り返す頭痛への治療:回数と重さを減らす「予防」の考え方

頭痛が繰り返して仕事や家事に支障が出る、寝込むことがある、予定が立てにくい、といった場合は、発作時の対応だけでなく予防の視点が重要になります。

当院では、頭痛の頻度や生活への影響、併存症、これまでの治療歴などを踏まえ、必要に応じて予防を含めた治療方針を検討します。



受診の目安:こういうときは早めに相談を

頭痛が増えてきた、痛みで寝込むことがある、日常生活に支障が出ている、頭痛のパターンが変わってきたといった場合は、早めの受診を検討してください。

市販薬でしのぐ状態が続く場合も、治療の組み立てを見直すことで負担が軽くなることがあります。



【江戸川区・船堀】で頭痛外来を探す人へ

当院に相談しやすい頭痛と症状

頭痛は、片頭痛や緊張型頭痛など生活の質に影響するものから、原因疾患の評価が必要なものまで幅があります。当院では「頭痛専門外来」として案内しており、頭痛をはじめ、しびれやしゃべりにくさ、意識の変化など神経症状の相談も対象に含まれています。



必要に応じた検査で原因を見極め、結果を丁寧に説明

頭痛の診療では、まず症状の経過や伴う症状を確認し、必要と判断した場合にMRIやCTなどの検査を行い、結果を説明したうえで治療方針を提案する流れが示されています。



予約と受診のしやすさ

当院は原則予約優先ですが、予約なしでの受診も可能と案内されています。待ち時間が発生する可能性があるため、可能であればWEB予約やLINE予約を利用するとスムーズです。



江戸川区・船堀で頭痛外来を探している方へ

「危険な頭痛かもしれない不安がある」「繰り返す頭痛で生活に支障が出ている」「夜間に受診できるところを探している」といった方は、まず当院の予約方法を確認し、早めに相談することをおすすめします。頭痛は我慢を続けるほど、対処が難しくなるケースもあるため、迷った段階で受診につなげるのが安心です。



記事監修者

アンカークリニック江戸川 脳神経外科担当

松本 隆洋 医師

これまで都立墨東病院、熊谷総合病院などで、脳血管障害に対する開頭手術やカテーテル治療、てんかん診療(てんかんに対する手術治療)、頭痛診療、脳腫瘍や頭部外傷治療など幅広く行なってまいりました。
アンカークリニックでは片頭痛などの多くの方がお困りの症状はもちろんのこと、専門性の高いてんかん診療や、くも膜下出血や脳出血・脳梗塞などの命に関わる様々な疾患まで、わかりやすく丁寧に、皆様の生活の質がより良くなるようにとことん診療させていただきたいと思います。

<略歴>
2009年 宮崎大学医学部医学科 卒業
2009年 横浜市立みなと赤十字病院 初期臨床研修
2011年 東京都立墨東病院 脳神経外科 専攻医
2012年 東京都立神経病院 脳神経外科
2013年 - 2017年 東京都立墨東病院 脳神経外科/救命救急センター
2018年 熊谷総合病院 脳神経外科・てんかんセンター
<資格など>
日本脳神経外科学会 専門医・指導医
日本脳神経血管内治療学会 専門医
日本脳卒中学会 専門医
日本てんかん学会 専門医 指導医
迷走神経刺激療法(VNS)実施資格認定医
日本頭痛学会 専門医
日本宇宙航空医学環境医学会 認定医
日本医師会認定産業医
ボトックス施行技術認定(眼瞼痙攣・片側顔面痙攣)

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